村長あいさつ
■共生協働の住みよい村づくりをめざし
昨年は、西原村合併50周年という大きな節目の年でありました。多数のご来賓のご臨席を賜り、10月3日、記念式典を開催させていただきました。
新たな半世紀の一歩を踏み出した今後も、熊本都市圏の東部としての地理的な条件を活かし、貴重な自然環境を維持保全しながら子や孫の時代にも引継ぎ、より豊かな共生協働の福祉の村づくりが今後の大きな課題と捉えています。
さて、昨年を振り返ってみますと、異常なほど長くて暑い夏がありました。全国的に熱中症が流行し、多くの犠牲者が発生しましたが、幸い本村からの発生はなく安堵しているところであります。
農作物においては、大変心配しておりましたが、本村では大きな影響はなく、まず平穏な一年でありました。しかし、農業を取り巻く情勢は依然厳しい状況でありますが、特産の甘藷においては新品種の「クイックスイート」が高値で推移しており明るい展望が見え、このまま維持してほしいと願うものであります。また、農業振興連拓協議会を中心に昨年度末より農業塾を開校しており、農業振興に役立てればと思います。農業後継者を中心に、多くの方の参加をお願いいたします。
また、昨年度は生涯学習センターを完成することが出来ました。教育文化の村づくりの拠点として、多くの村民の方々に利用していただけたらと思います。さらに、山西小学校給食室の新築工事も完了し、児童に安全・安心な給食を提供できる衛生的な設備が完成しております。
(広報西原2011.1号掲載)
■財政問題
現在、熊本県の危機的財政状況を受け、補助金等の見直しや投資的経費の抑制など、抜本的な見直しに取り組む報告が示されています。
本村の財政も依然として厳しい状況にありますが、今後一層の財政基盤の強化を図り、経済力を高めてまいります。そのためにも企業誘致に力を入れ、企業の受け入れ体制の整備を進めてまいります。
■農業問題
村の基幹産業である農業を取り巻く情勢は、原油の高騰等により厳しさが加速しています。また、農家の高齢化に伴い、特産の甘藷においても生産者、面積とも減少の傾向をたどっています。
今後は農家、農協、行政が一体となり新しい作物の選択に取り組み、西原ブランドの開発に努め、農業生産基盤の振興に努めてまいります。
■福祉の充実
高齢化社会に伴う福祉の充実を図り、共生協働の福祉の村づくりを進めてまいります。将来を見据え、お年寄りの方々が安心して村で暮らせる環境づくりを推進していく考えであります。
■環境対策
企業の受け入れにも環境の整備は必要不可欠であります。生活に密着した環境対策や、高遊地区を中心とする臭気対策など、住み良い村づくりに取り組んでまいります。
今後の村政運営に村民の皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げ、ごあいさつといたします。
■村政報告会の実施について
5月18日から20日までの3日間、構造改善センター及び河原小学校体育館において、「村政報告会」及び「議会報告会」を全村民を対象に実施いたしました。
「村政報告会」で、平成23年度の主要施策について説明を行いました。主だった事項は次のとおりです。
[共生・協働]の福祉の村づくり
①福祉タクシー料金助成事業(継続)
②インフルエンザワクチン接種補助事業(継続)
③子宮頸がんワクチン・ヒブ・小児肺炎球菌ワクチン接種補助事業(新規)
④役場庁舎にエレベーターの設置(障がい者と高齢者に優しい庁舎)(繰越事業)(設置済み)
⑤住民相談室設置事業(繰越事業)
⑥電話相談設備整備事業(繰越事業)
子育て応援・高齢者支援
①子ども医療費助成対象の拡大(小学6年生(12歳)まで拡大)
②山西小学校学童クラブ施設新築工事(新規
③敬老会開催費助成(継続)
④敬老祝い金支給 88歳・100歳(継続)
企業誘致の推進及び定住促進
①映画村誘致の促進
②光通信(光ブロードバンド)整備事業の推進(新規)
③公営在宅長寿命化計画策定事業(新規)
④河原地区賃貸住宅建築融資利子補給補助(平成27年度まで延長)
☆農業振興及び農商工連携による地域ブランドづくりの推進
①農業振興連絡協議会を中心に異業種も一体となり推進
②農業塾の開設(継続)
地域づくりの推進
①地域づくり補助金(継続)
安心安全な村づくり
①西原駐在所移転事業(県事業)(平成23年度中に完成予定)
②高遊原南消防署西原出張所建設事業の推進(平成24年10月開所予定)
③防犯灯の設置推進(主要通学路)(繰越事業)
④冠水対策(調整池の整備)
⑤移動系無線整備(デジタル化)事業(繰越事業)
⑥村道補修・改修事業(繰越事業)
教育施設等の整備
①生涯学習センター(山河の館)図書室の活用推進(書籍の充実)
②山西小学校理科教室等改修事業(繰越事業)
二酸化炭素削減対策
②一般住宅用太陽光発電システム設置補助事業(継続)
住環境対策
②畜産臭気対策事業(継続)
土地利用の適正誘導
①西原村開発行為等の基準及び手続きに関する条例(平成22年4月制定)の推進
県に対する要望事業
①県道山西~大津線万徳バイパスの早期完成(平成24年7月完成予定)
②県道山西~大津線鳥子地区のへアピンカーブの解消工事
③県道堂園~小森線の改良工事の促進
今後の検討課題
①トレーニングセンターの老朽化対策
②保育園の今後の見通しについて
財政運営
財政状況は年々好転しています。(広報西原 平成23年5月号をご参照ください)(広報西原2011.7号掲載)
また、議会からは、各常任委員会の取組み状況についての報告と議会報告が行われました。
西原村では、今後も、村の現状を村民の皆さんに知っていただくため、折に触れ、村政の状況をご報告していきます。
西原村長 日置和彦




